姿勢反射中枢 評価 検査

姿勢反射中枢とその評価のための検査について

スポンサーリンク

立位という姿勢は、臥位や坐位と比較して支持基底面が狭く、不安定な状態です。
逆にいえば動きやすい状態と言えます。
しかし、不安定であるため転倒しやすい状態でもあります。
更に、運動という要素が加わると、容易に重心が支持基底面から外れていくので、不安定さはさらに増していきます。
このような状態の中で、しせいバランスの安定性を維持する反応が、平行速動反射や迷路加速反射、いわゆるバランス反応と呼ばれるものです。
これらの反射は、頭の位置が急激に変化する事で起こります。
例えばエレベータに乗った時のような直線方向の加速度や回転方向の角加速度、耳の前庭部分にある三半規管に刺激として伝わり、眼球運動や頭と体、四肢関節の運動を起こすようになります。
スポンサーリンク

この場合の平行速度反射に関する姿勢反射中枢は延髄にあります。
この反射を評価するための検査法がいくつかあります。
先ずパラシュート反応です。
この反応は、被験者を垂直位にして、急速に下方へ動かします。
この時、両下肢が外転、伸展、足指を拡げて着地面を広くするような反応が出ます。
これがパラシュート反応です。
次に防御反応です。
この反応は、水平方向への変化に対する反応です。
直立位の被験者に対し前方から力を加えると、足関節よ足指を背屈させ、上司を前方挙上させる反応が見られます。
これらの反応は、上位中枢の制御も受けるようになります。
また間脳や大脳基底核、大脳皮質も反射の正常機能に重要な役割を果たしています。
従って、姿勢反射中枢である延髄だけでなく、上位中枢評価のための検査も併せて必要となってきますスポンサーリンク